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とりあえずメールメールアカウント設定時の「IMAP」と「POP3」の選び方

「IMAP」と「POP3」は、どちらもメールを「受信」する際の方式のことです。
それぞれの違いを簡単に言うとするならば、
「IMAP」はメールをサーバー上で管理する方式、
「POP3」はメールを端末(PC・スマホ等)にダウンロードする方式になります。

ここではそれぞれの特徴と、メリット・デメリット、一般的な選び方についてご紹介しています。
どちらの方式で受信するかによって、メールソフトでの設定方法が異なるため、あらかじめ検討しておき、いずれかの設定方法をご参照ください。

一般的にメールを受信する場合の流れ

メールを受信する場合、下記のような流れでメールデータが送信されます。

  1. 差出人メールソフト
       ↓
  2. 差出人のメールサーバー
       ↓
  3. 受信側のメールサーバー
       ↓
  4. 受信側メールソフト(お持ちのPCやスマホ)

上記のうち、4の受信側のメールソフトでメールを確認する際、
「メールデータ」は3のメールサーバー上に保管したまま、
端末(PC・スマホ)から、ネット経由でメールサーバにアクセスし、メールを参照する方式「IMAP」
「メールデータ」を端末(PC・スマホ)に“ダウンロード”して、確認する方式「POP3」となります。

「IMAP」と「POP3」のメリット・デメリット

各方式の特徴とメリット・デメリットは下記のとおりです。

IMAP方式

パソコン・スマホ等(のメールソフト)から、インターネットを通じてメールサーバにアクセスし、「メールサーバ上で」メールを確認・管理する方式。
※メールはメールサーバに格納されたままで、パソコン等の端末にはダウンロードされません。
(設定によっては「○日前まで」など、指定した期間のメールのみダウンロードさせることも可能です。)

メリット

サーバ上でメールを管理するため、メールの開封状態やフォルダ分け等の状況もサーバー上に保存されます。
そのため、複数の端末や複数のメールソフトでメールを受信・確認したい場合に適しています。

デメリット

メールサーバー側の容量制限を超えないように注意する必要があります(定期的に削除等)。
オフラインの状態で、メールを受信することができません。

POP3方式

メールサーバに格納されているメールをパソコンやスマホ等の端末に「ダウンロード」し、端末上(のメールソフト)で、メールを管理する方式です。
※複数の端末で同時に受信したい場合は、「メールのコピーをサーバに残す」設定にしておく必要があります。
(この設定をしないとサーバにメールが残らないため、ダウンロード済みのメールは他の端末で受信できない可能性があります。)

メリット

メールが端末上に保存されているため、メールの削除や移動等の処理を素早く行える。
インターネットにつながっていない環境でも、過去のメールを見返すことができる。

デメリット

複数台で共有した場合、開封状況やフォルダ移動等は共有されません。
端末上にメールデータが保存されるため、IMAPと比べるとパソコン容量に影響する可能性があります。

選び方

どちらも一長一短ですが、一般的に、複数台のパソコン・スマホで同じアドレスのメールを受信する場合は「IMAP」のほうが適していると言われています。

逆に、いつもメールを確認する端末・ソフトが1つに決まっている場合は「POP3」の方がメリットが大きいかと思います。
※POP3でも「サーバーにメールのコピーを残す」設定にすることで、複数台のパソコンでも確認することができますが、フォルダ分けや開封等は各端末で異なります。

※なお、Gmail等の「ウェブメールソフト」の場合は、POP3でもGmail側のサーバに保存されるため、パソコン・スマホ等の容量にも影響がなく、設定したGoogleアカウントにログインしていれば、複数の端末で確認することも可能です。
※Gmailでは、POP3の場合でも、データ自体は端末ではなくGmail側のサーバ内に保管されます。
(Gmailとoutlookなど、複数のメールソフトで受信する場合は誤差が発生します。)

実際の設定方法は、下記ページよりお使いのメールソフトの「IMAP」「POP3」いずれかのリンクをクリックしてご確認ください。

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