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SEO対策とは？初心者向けにSEOの設定手順を徹底解説！

この記事は、SEO対策の基本についてまとめたものです。
難しく聞こえがちなSEOですが、なるべく専門用語を使わずに、仕組みを理解できるように工夫しています。

とりあえずHPは、SEO対策に必要な基本的な機能を十分備えております。このページで紹介している手順に沿って、ご自身で対策をしていただくことで、検索エンジンに好かれやすいホームページへとバージョンアップすることができます。

SEO基礎知識

SEO対策とは？

SEOは「Search engine optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」。あなたのホームページがGoogleやYahoo!で検索した際に、出てきやすくするための対策という意味になります。

SEO対策は、専門会社が存在する奥深い分野ですが、基本的なSEO対策は、このページに記載されている内容に沿って行うことで、個人でも十分に対応することができます。

スモールビジネスの場合は、いきなり高額な費用をかけてSEO業者に依頼するよりも、まずはご自身で基本対策を行うことをおすすめいたします。

SEO対策の流れ

SEO対策の基本的な流れは、以下になります。

まずは、ホームページそのものを作成し、その後、内部対策と外部対策に分けて実施していきます。具体的にやることとその手順については、この後ご紹介していきます。

検索エンジンの仕組みを知ろう

インデックスとは？

Googleは「検索ロボット」というプログラムをつかって、自動的にインターネット上を巡回（クロール）させています。ホームページは、この検索ロボットに情報を拾ってもらうことで、検索結果に表示される可能性が生まれます。
検索ロボットがインターネットを巡回し、ホームページの内容をデータとして蓄積することを「インデックス」といいます。

つまり、ホームページは公開した瞬間から検索にヒットするわけではなく、まずは検索エンジンに「インデックス」されることが必要になるのです。

インデックスを促す

検索ロボットは、常にインターネット上を巡回していますので、特別なことをしなくても公開されているホームページは自然にインデックスされることがほとんどです。

しかし、あなたのホームページをなるべく早く検索にヒットさせたい場合は、インデックスを促すためのアピールを送ることができます。

SEO対策とは、このインデックスを促進するための、検索エンジンに対するアピール活動と言い換えることもできます。

検索順位はどうやって決まる？

検索キーワードに対し、Googleがどのように順位を決定しているかの仕組みのことを「アルゴリズム」といいますが、このアルゴリズムは非公表とされています。
しかし、左記のように「ホームページの内容が充実しているか」「発信者は信頼できる人か？」「検索している人にとって役立つ情報か？」など、非常に多くの観点からAIで情報を分析し、順位を決定していると言われています。

このことからも、SEOは裏技やテクニックを考えるべきではなく（Googleの企業秘密を暴こうとしても無駄）、基本的な設定をしたあとは、ホームページの内容をより充実させることに集中するべきです。
それが最も強いSEO対策になるのです。

SEO対策でやってはいけないこと

SEO対策には、「やってはいけないこと」があります。
以下の内容は、かつてはSEO対策に関するテクニックとして紹介されていた場合がありますが、現在はGoogleがガイドラインで禁止しており、ペナルティを受けてしまう恐れがあるため絶対やってはいけません。

やってはいけないこと	理由
×他のホームページからの内容のコピー（丸写し）	他のホームページの文章や写真をコピーして、自分のホームページへ丸写しすることは禁止されています。著作権法に抵触する恐れもあります。
×隠しテキストの埋め込み	テキストと背景色の色を同じにして、人には見せずに検索ロボットだけに情報を拾わせようとする行為は禁止されており、ペナルティを受けます。
×キーワードの過度な詰め込み	隠しテキストと同様に、検索順位を上げる目的で、ヒットさせたいキーワードをホームページ内に羅列したり、不自然に埋め込むことはNGです。
×被リンクの購入	被リンクとは、他のホームページからリンクを貼ってもらうことで、SEOに効果がありますが、リンクをお金で買うことは禁止されています。
×中身がない、情報が極度に少ないページのまま放置	ページの中身がない、ダミーテキストのまま、情報が極度に薄いページを公開したままにすると、価値の低いサイトとみなされ、SEOで非常に不利になります（インデックスされません）。

SEO基本設定（内部対策）

ここからは、ホームページ作成ツール「とりあえずHP」の操作画面で、SEO基本設定の手順を解説していきます。

ホームページ名に社名・店名を入れる

会社やお店の名前で検索結果に表示されなければ、あなたのホームページは誰にも見てもらえないことと同じ。まずは、あなたの会社やお店の名前を知っている人が、検索で確実にあなたのホームページにたどり着けるようにすることが、SEO対策の第一段階となります。

とりあえずHPの基本情報の設定「ホームページ名」の欄に、あなたの会社やお店の名前をしっかりと入力してください。

ここへ入力した内容が、「タイトルタグ」に反映されるため、SEO対策の基本中の基本となります。

プロフィール・会社案内のページを作成する

Googleは、ホームページの所有者を明記していることを評価します。つまり、プロフィールページ（会社案内、店舗紹介など）をしっかりと掲載していることはSEO対策においても有効です。逆に、匿名のホームページは情報の信用性が低いとみなされ、不利になります。

とりあえずHPの「プロフィールページの編集」を活用し、あなたの会社やお店の紹介ページをしっかりと作成してください。

代表者名や連絡先（住所や電話番号）も明記しておくことで、Googleから「このホームページは信用度が高い」と評価されます。

オリジナルの文章や画像でページを作成する

とりあえずHPでは、無料体験直後のホームページは、仮の文章や画像が投稿されている状態です。
文章が仮のままであったり、内容が極端に少ない状態では、検索エンジンにインデックスされません。またページ数が少ない場合も同様に、検索にヒットしにくくなってしまいます。

それもそのはずで、ページの内容が仮のままだったり、情報が極端に少なくて価値が低い内容であれば、Googleから検索結果に表示する意味がないと判断されてしまいます。

必ず、初期状態の文章を書き換えて、記事を充実させてください。目安として、プロフィール・会社案内のページを除き、最低でも3ページ以上は、独自のページを作成して公開するようにしましょう。

META descriptionを入力する

META description（メタ・ディスクリプション）は、ホームページの内容を説明するタグのことです。これは、検索結果ページのタイトルの下に表示される短い文章で、ページの内容を理解しやすくするために使われます。

検索エンジンがあなたのホームページをインデックスする際の情報としても利用しているので、検索結果に反映されやすくするためにも投稿しておくことがよいでしょう。

また、実際にあなたのホームページが検索結果に表示された際、お客様がそれをクリックしてあなたのホームページに訪問するかの判断要素としても重要な役割を果たします。

Googleサーチコンソールに登録する

※この設定は、とりあえずHPの正式ユーザーのみが行えます（無料体験期間中はできません）

「Googleサーチコンソール」に登録すると、自分のホームページが、検索エンジン上でどのような状況にあるか？など、SEOに役立つデータを確認することができます。

サーチコンソールに登録し、ホームページの所有権確認をしておくことで、Googleから「所有者確認済みのしっかりしたホームページ」というお墨付きをもらえます。

またGoogleが定期的にホームページを巡回してくれるため、検索結果にホームページの最新情報が反映されやすくなります。

Googleサーチコンソールでサイトマップを送信する

※この設定は、とりあえずHPの正式ユーザーのみが行えます（無料体験期間中はできません）

「サイトマップ」とは、ホームページの「目次データ」のようなもの。検索エンジンに対して情報を伝えるための特殊なファイルです。

とりあえずHPでは、このサイトマップを自動的に作成する機能が備わっており、Googleサーチコンソール上で、ひと手間加えるだけで、常に最新の目次データを自動送信することができます。

一度設定してしまえば、あとは気にする必要のない項目ですので、以下のページを参考しながら設定を行ってみましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録する

※この設定は、とりあえずHPの正式ユーザーのみが行えます（無料体験期間中はできません）

「Googleビジネスプロフィール」は、GoogleマップをはじめとしたGoogleサービス上に自分のお店や会社の情報を掲載することができる無料のサービスです。

Googleビジネスプロフィールに登録し承認されると、Googleマップ上にお店や会社の情報が掲載されるようになります。

無料で登録できる上に、SEO対策としても非常に有効です。以下のページを参考しながら設定を行ってみましょう。

SEO強化設定（外部対策）

SEO外部対策とは？

SEO対策の方法には、「外部対策」と呼ばれているものもあります。SEO外部対策とは、主に他のホームページやSNSなどからリンクをもらうこと（被リンク）を指します。

よいホームページは、他のホームページから紹介を受ける（リンクをしてもらえる）可能性が高いため、Googleは被リンクの数が多いホームページを評価する傾向があります。
一般的には被リンクは意図的に獲得できるものではなく（※お金を払って被リンクを購入することは禁止されている）対策が難しいのですが、自分で被リンクを作り出すことも可能です。

次に、とりあえずHPによるSEO外部対策（被リンクの設定方法）について紹介いたします。

SNSとリンクさせよう

被リンクを獲得する最も簡単な方法は、自分でSNSアカウントを立ち上げて、そのSNSからホームページへリンクを設定することです。

TwitterやInstagramなど、SNSの多くは無料ではじめることができますので、ぜひアカウントを作成してください。SNSのプロフィール欄に、あなたの自己紹介文とともに、ホームページへのリンクを設定します。

また、とりあえずHPでは、ホームページからSNSへリンクを設定することも簡単に行えます。SNSからホームページへ、ホームページからSNSへと相互にリンクを設定することで、SEO対策を強化することができます。

ブログとリンクさせよう

ブログを立ち上げて、ブログからホームページへのリンクを設定することもSNS同様に自分次第でできるSEO外部対策になります。

ブログにも無料で利用できるサービスが多数あります（アメブロ、はてなブログ、noteなど）。ブログを開設し、日々の仕事の取り組みなどを発信し、ホームページへのリンクを増やしていくことは、高い効果を期待できるSEO対策にもなります。

また、とりあえずHPでは、ホームページとブログを連動させる機能がありますので、これも活用しましょう。ブログからホームページへ、ホームページからブログへ相互リンクさせておきましょう。

SEO対策チェックリスト

お疲れ様でした。SEO対策は焦らずにひとつずつ進めていくことがおすすめです。以下のチェック項目をまとめておきますので、ご活用ください。

よりSEOに強いホームページにするために

このページで紹介したことはSEO対策の基本的な設定項目ですが、SEOで最も大切なことは、「ホームページの内容を充実させること」です。

よい内容のホームページは、人からもGoogleからも評価され、自然と多くの人が訪れるようになります。まずはチェック項目を網羅し、あとはホームページの内容を充実させ、発信していきましょう！