レベル2 – 閲覧者の気持ちになって検索キーワードを洗い出す

とりあえずHPでは、小規模事業者向けに、自分でできるホームページの基礎設定をレベルに分けてご紹介しています。
今回は、レベル2として、「検索からHPにたどり着くための設定」を行っていきます。

レベル1では、ホームページの基礎の第一歩として、あなたの会社やお店の名前を検索した時に、あなたのホームページが検索結果の上位に出てくるための設定を行ってきました。
レベル2では、次のステップとして、あなたの会社やお店を知らない人が、GoogleやYahoo!などの検索サイトからあなたのホームページを見つけるための設定を行っていきます。

今回はまず、新規のお客様にあなたのホームページを見つけてもらうための「検索キーワード」を洗い出してみましょう。

検索キーワードとは

まずは検索キーワードってどんなもの?というところから考えてみましょう。
例えば、こんなシチェーションの場合あなたはどんな行動をしますか?

トイレの水が詰まってしまった!急いで水道業者を探して、来てもらわなきゃ!

おそらく多くの人が、スマートフォン、もしくはパソコンで水道業者を検索しますよね。
「トイレ修理 水道業者」「渋谷区 水道業者」「水道業者 緊急」
このようなキーワードで検索するのではないでしょうか?
この他にも、あなたが思いついた言葉、すべてが「検索キーワード」になります。

閲覧者の気持ちになって考えてみる

検索キーワードを考えるときは、先程のように、お客様がどんなタイミングで、どんな目的があって、どんなキーワードで検索をするのかということを想像してみましょう。
まだあなたの会社やお店のことを知らないお客様に、あなたのホームページを見つけてもらうためには、お客様の気持ちになってキーワードを考えてみることが有効です。

では、実際にどんな風にキーワードを洗い出していくのか説明します。

①業種を表すキーワード

たとえば、先ほどの例ですと「水道業者」になります。「歯医者」「保育園」「無農薬野菜販売」「古本買取」「心理カウンセリング」「英会話教室」など、あなたの会社やお店が取り扱っている商品やサービスを表すキーワードを書き出してみましょう。

②得意分野や特徴を表すキーワード

先ほどの例で、他の水道業者と比べて、特に得意としていることを挙げてみます。「即日対応」「高層マンション対応」「地域最安」などが考えられます。
また、保育園や教室などの場合はどんな人が対象になるのかを考えます。
「土日対応 保育園」「ビジネスレベル 英会話教室」など、あなたの会社やお店が得意としていることや特徴などについて、より具体的な言葉を書き出してみましょう。

③お客様のニーズを表すキーワード

見たことある方も多いと思いますが、Googleには他の人がどんな言葉と一緒に検索しているのかを表示してくれる便利な機能があります。
下の画像は検索する時に検索キーワードの候補として出てきます。


img_column-seo_2-1_001


検索する時だけではなく、検索結果の画面の一番下にもこのように検索キーワードが表示されます。


img_column-seo_2-1_002


資格を持った水道業者を探しているお客様、即日対応してくれる水道業者を探しているお客様など、どんなニーズを持ったお客様がいるかを確認することができます。
自分の会社やお店の特徴が思いつかない場合でも、あなたの業種を検索してみると、ここでヒントが得られるかもしれません。
お客様のニーズを知っておくことはSEO対策だけでなく、今後、事業やサービスを運営していく上でも役立つかと思いますので、ぜひチェックしてみてください。

④似ている意味のキーワード

例えば、「水道業者 緊急」と「水道業者 急ぎ」だったら、意味的にはほとんど同じですよね。
しかし実際にGoogleで検索してみると、違う検索結果が表示されます。
私たちが同じ意味だと認識している言葉でも、Googleでは違う言葉として捉えられることがあります。
このような検索エンジンの仕組みを理解したうえで、似ているキーワードを書き出してみましょう。

下記のように「類語辞典」というサイトがあるので、そのようなサイトを使って、似ているキーワードを探すのも有効です。
https://thesaurus.weblio.jp/

例えば、この類語辞典で「緊急」という言葉を調べてみると


img_column-seo_2-1_003


このように「緊急」に似ている言葉がたくさん出てきます。
「水道業者 有事」「水道業者 ピンチ」「水道業者 早急」など、これは検索されそうだなと思うキーワードをいくつかピックアップしておきましょう。

⑤サービスの提供エリアを表すキーワード

あなたが取り扱っている商品やサービスが、提供エリアなどが決まっているのであれば、そのエリアを書き出してみましょう。
「東京都」や「関東」などおおまかなものだけでなく、「東京都 渋谷区」「横浜市 都筑区」「茨城県 南部」など市区町村や東西南北を含め、サービス提供できるエリアを具体的に示すキーワードかつ、お客様が実際に検索しそうなキーワードが望ましいです。

まとめ

このような手順で洗い出していくと、たくさんのキーワードが見つかったかと思います。
今回大事なポイントになっているのは、「閲覧者の気持ちになって考える」ということです。
ただたくさんキーワードを書き出すよりも、実際に自分のホームページを見つけてほしいお客様はなんという言葉を入力して検索するのだろう、と考えてキーワードを書き出すほうが、より有効なSEO対策につながります。
レベル2では今回発掘したキーワードを使って、SEO対策を行っていきます。まずは、ぜひ閲覧者の気持ちになって検索キーワードを洗い出してみてください。

次は、「検索キーワードをもとにタイトルタグを再検討する」についてです。

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