メールアドレスのリンクを
掲載する方法と注意点
ホームページにメールアドレスのリンクを掲載する方法(注意事項あり)
ホームページで、お客様から連絡を受け付ける方法は、お問い合わせフォームを利用することが主流です。
ホームページにメールアドレスを掲載すると、迷惑メールを大量に送りつけられてしまうリスクがあるため、基本的には、お問い合わせフォームを活用するべきです。
本記事では、ホームページにメールアドレスを掲載する場合のリスクと注意点を理解していただいた上で、非推奨ではありますが、ホームページにメールアドレスのリンクを掲載する方法を紹介します。
ホームページでお客様から連絡を受け付ける方法 | |
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◎ 推奨 | お問い合わせフォームを設置する方法 |
△ 非推奨 | ホームページにメールアドレスのリンクを掲載する方法(本記事) |
目次
ホームページからメールでお問い合わせを受け付けるには?
ホームページ経由でお客様と連絡を取るには、主に2つの方法があります。
ホームページに直接メールアドレスを掲載する (非推奨)

ホームページに直接メールアドレスを掲載し、お客様から連絡を受け付ける方法もありますが、上図のように、第三者にメールアドレスを開示することになりますので、必然的に迷惑メールやフィッシング詐欺メールの温床となってしまうリスクを抱えてしまいます。よって原則的に、この方法は推奨しません。
お問い合わせフォームを設置する(推奨)

とりあえずHPでは、とても簡単にお問い合わせフォームを設置することができます。
お問い合わせフォーム機能を利用すると、第三者にメールアドレスを盗まれることなく、安全にお客様から連絡を受けることができます。
詳しい設置方法はこちら
メールアドレスを保護するエンティティ化とは?
メールアドレスを直接ホームページに掲載してしまうと、第三者にメールアドレスを開示してしまうため、迷惑メールの温床となるリスクがあることは前述の通りですが、なるべくそのリスクを低減する方法があります。それが「エンティティ化」と呼ばれる方法です。
インターネット上に「スパムボット」と呼ばれるメールアドレスを自動収集する悪意のあるロボットを巡回させている業者が存在しているのですが、そのスパムボットにメールアドレスを判別しにくくする技術のひとつがエンティティ化です。
たとえば以下のメールアドレスがあるとします。
これをエンティティ化すると、以下のようになります。
不思議な文字列になりましたが、メールアドレスをこのように複雑な文字列に変換してから、ホームページに掲載することで、スパムボットからは判定されにくく、人間にとってはメールアドレスとして認識できるようになります。
エンティティ化したメールアドレスのリンクを掲載する
次に、メールリンクの方法とエンティティ化する方法について、具体的に解説します。
※以下で紹介する方法は、完全なセキュリティ対応ではなく、あくまでもリスク低減であることを重ねてお伝えします。この記事は、あくまでも非推奨方法として紹介していることを忘れないようにして、確認ください。
メールリンクの方法(非エンティティ化)
まず、記事ボックス内に「メールでのお問い合わせ」という文字を入力し、リンクアイコンをクリックします。

次に、「URL」欄に以下のような文字列を入力します。

メールアドレスのリンクは以下のように記述することができます。
「mailto:」という文字を、あなたのメールアドレスの前に入力することで、メールリンクを設定することができます。
ただし、このままでは、メールアドレスがスパムボットに回収されてしまいますので、危険です。
メールリンクをエンティティ化する方法
そこで、メールリンク部分をエンティティ化します。
エンティティ化は以下のサイトで行うことができます。
上記にアクセスし、以下を行ってください。

1「変換前」欄にメールリンクを入力します
2[変換]をクリックします
3「変換後」欄に表示された文字列をすべてコピーします
エンティティ化したメールリンクを掲載する
この状態で、もう一度、記事ボックスに戻ります。
先ほどのメールリンクを掲載したい部分を選択し、リンクアイコンをクリックします。

「URL」欄の文字を、エンティティ化した文字列へ差し替えて保存します。

[この内容で設定] をクリックし、ホームページを確認してみます。


HTMLを確認すると、エンティティ化されています。

※上記で紹介した方法は、完全なセキュリティ対応ではなく、あくまでもリスク低減であることを重ねてお伝えします。この記事は、あくまでも非推奨方法として紹介していることを忘れないようにして、確認ください。
まとめ
- ホームページでお客様から連絡を受け付ける方法は、お問い合わせフォームを設置する方法を推奨します。
- 非推奨であることを理解した上で、ホームページにメールアドレスのリンクを掲載する場合は、必ず「エンティティ化」の対応をするようにします。
ホームページにメールリンクを掲載し、エンティティ化対応をすることよりも、とりあえずHPで用意されている「お問い合わせフォーム」を活用する方が、簡単かつ安全です。
この記事の意味をきちんと理解できたら、お問い合わせフォームを活用するようにしましょう!
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