ひさと 様
- 兵庫県
- # とりあえずHPアワード2018 受賞作品
〈2018年度 佳作〉脱、隠れ家!
受賞作品
開業して14年、オープン当初は立地の悪さもあり、常連さんの集う、まるで会員制みたいなお店でした。
それはそれでありかな?とも思いながら、なんとか店の経営も成り立っていたので、深くは考えませんでした。
10年を過ぎた頃、初めて売上が前年度割れになり、常連さんも来店数が減り、店の経営に初めて危機感を覚えました。
それまで、新規顧客の獲得に力を入れなかったことに後悔。
でも、人間崖っぷちに立つと思いもよらぬ力を発揮してくれるものです。
まずはワードでチラシを作り(今となっては見てもらえるようなチラシではない)自宅のプリンターでせっせと印刷し、とにかく毎日ポスティング。
その後、イラストレーターを学び、ネット印刷を利用するようになり、少しはクオリティが上がるも、所詮ど素人。
それでも繰り返しの作業で、少しずつご新規さんが増えていくことに喜びを覚え、そこで大事なことに気づかされました。
やっぱり紙媒体は強く、ご年配の富裕層が多く住んでいる当店の地域では欠かせないものであり、ご近所さんからは、「こんなところにこんなお店があるなんて全然知らなかった」「いつからお店あるの?」など、今でもよく言われます。
私は、料理人歴30数年、仕事にはプライドを高く持っています。
でも、いくら良いものを作り上げても、知ってもらわないと意味がない。
お客様、いや、人との出会いがないと。
紙媒体の宣伝広告は、今でも続けております。
次に考えたのはネット。
もっと多くの人に出会いたい、この料理を食べてもらいたい、そういう思いから、ホームページを持ちたいと思うようになりました。
何社かに見積もりを取りましたが、うちみたいな個人商店では負担が多く、踏み切れずにいました。
フェイスブックは以前からしておりましたが、思うような反響はなく、何気なくネット検索していると、「とりあえずHP」にめぐり合いました。
文字どおり、「とりあえずやってみるか」と始めてみました。
ブログはしていたので、ブログとおんなじ感覚で出来るのに目から鱗。
料金も安い。何より、いつでもすぐに更新できるところが一番気に入り、当然今ではフル活用させてもらっております。
やっぱりホームページは必要でした。
「ホームページ見たんですけど」という電話が少しづつ増え、新規顧客が増え、数年前から力を入れている仕出し料理の問い合わせが増加。
イコール人との出会いが増え、フェイスブックやインスタも反響がよくなり、明らかに効果が出てます。
でも、まだまだこれから。
私の地元には、世界文化遺産の姫路城があり、観光客は年々増加。
でも、姫路城から少し離れた当店にはなんの影響もありません。
姫路名物穴子料理、私の得意分野です。
姫路城に訪れ、当店で穴子料理を食べてもらう、これを達成するために日々努力をしていきたいと思ってます。
素晴らしい、人との出会いのために。
スタッフコメント
「とりあえずやってみるか」そんな気持ちで始めたホームページ制作によって、人との出会いが増え、着々と効果が現れていった様子は私たちも読んでいて嬉しい気持ちになりました。「ひさと」さんは姫路に店舗を構える日本料理店。料理人である本業の傍ら、チラシやホームページなどご自身で宣伝ツールの作成にチャレンジ。その努力やセンスにあっぱれです。ホームページで使用している写真のクオリティも高く、審査員が口を揃えて「美味しそう」と言っておりました。
※ユーザー様のホームページデザインおよび、記載されている「とりあえずHP」のサービス内容や価格は、ユーザー様が声をお寄せくださった当時のものであり、現在とは異なる場合がございます。