まとい工房 南天 様
- 秋田県
- # とりあえずHPアワード2017 受賞作品
〈2017年度 大賞・グランプリ〉生活のすべてを変えてくれたホームページの効能!!
受賞作品
私は30年間勤めた消防を一昨年、早期退職しました。理由はうつ病でした。退職後は療養も兼ねて趣味のミニチュア纏作りに精を出していました。消防職員だったので火消しの魂でもある「纏」には興味があったからです。
ある日妻が「纏作りを商売にすれば?」と、言い出しました。でも纏に興味を持つ人なんていないんじゃないかと需要を心配しました。
まだ療養中の身でありながらも、妻の後押しもあり商売にしようと決めましたが、宣伝の当てがありません。ホームページを作ろうと思ってネットで調べたら、莫大な費用が掛かることが判明。そんな途方に暮れていたとき「たまたま」出会った「とりあえずHP」の無料お試しを始めたところ、びっくりするほど簡単な方法で作成でき、しかも自分で更新できて格安料金に魅力を感じ、早速申し込みました。
デザインを選択するのは楽しかったし、苦手な文章も、入力しているうちにだんだん楽しくなってきました。そして、纏作りと平行してホームページ作りも毎日の活力となって病状は驚くほど回復し、発病から4年、うつ病は治りました。
纏とは江戸時代の火消し道具の一つで、現在では災いを防ぐ、また昇り調子の機運を高めるという縁起物です。私は、消防職員以外に纏に興味を持つ人はいないと思っていたのですが、驚いたことに、ホームページからの最初の注文は、遠方の建設会社の社長さんからでした。
江戸時代の「火消し」という職業は実は副業で、本業は鳶職なのです。その流れを受け継ぐ鳶、土木建設業界からの注文は更に増えていきました。意外な嬉しい悲鳴でした。
また、うつ病で入院中に初孫が誕生し、娘が「纏」と命名してくれました。ホームページの自己紹介の覧にも写真を掲載していますが、ご注文を受けたお客さんからは「お孫さんかわいいですね」や「命名のエピソードに感動しましたよ」というお声も頂きました。
私にとってホームページは人とのつながり、商売繁盛、そして何よりも病気回復、というすばらしい効果をもたらしてくれました。
本当に心から感謝しています。
これからも無理をせずにほどほどに頑張って、纏作りとホームページの更新に力を注ぎたいと思っています。
スタッフコメント
「まとい工房 南天」さんは、江戸時代の火消しの道具のひとつである「纏(まとい)」のミニチュアを制作されており、その広報と販売のためにホームページを作成されたそうです。エピソード中では、纏づくりとホームページ作成が活力となりご病気も回復されたことや、ホームページを通じて、火消しとつながりの深い建設業の方からの注文が入り、人のつながりが生まれていく様子が綴られています。
纏のミニチュアづくりを軸としながら、必要に迫られ手探りで始められた「ホームページ作成」をきっかけに、さまざまな物語が展開していく、「自分で何かを始める、取り組む」ことの楽しさや素晴らしさを感じさせてくれるエピソードでした。(審査委員:飯島 章嘉)
実際にホームページを拝見しますと、制作されている「纏」自体もとても可愛らしくて素敵です。ホームページを通じて、商品を知ってもらったり、購入される方との出会いがあったりというエピソードと、ホームページを見比べながら想像が膨らみました。温かな交流が生まれていることに心が打たれます。お孫さんのお名前が「纏ちゃん」というエピソードもとても印象的です。ホームページを通じて、ご本人だけでなく、周りの方にも幸せが広がっていると感じました。(審査委員:西山美紀)
※ユーザー様のホームページデザインおよび、記載されている「とりあえずHP」のサービス内容や価格は、ユーザー様が声をお寄せくださった当時のものであり、現在とは異なる場合がございます。