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サーバーとは?ホームページにおすすめのレンタルサーバーを4つ紹介【無料サーバーは大丈夫?】

サーバーの基本とおすすめサービスを紹介!

ホームページの公開に必須となるサーバーについて、「聞いたことはあるけど、何なのかはよくわからない」とお感じになる方は多くいらっしゃいます。

そこでこの記事では「サーバーとは何か」「ホームページとどのように関連しているか」「おすすめのサーバーはどれか」を初心者向けに解説します。前提知識がゼロの方を想定して説明するため、技術的なことに苦手意識があっても安心してお読みください。

記事の最後には「自分でサーバーを扱うのは難しそう」と感じる方におすすめの初心者向けホームページサービスもご紹介します。

ホームページに必須のサーバーとは?

サーバーにはデータベースサーバーやDNSサーバーなど色々な種類がありますが、ホームページの文脈で単に「サーバー」と言えば基本的にWebサーバーを指します。

Webサーバーはホームページのファイルを保存するコンピューターのことで、インターネット上にホームページを公開する上で必須のものです。

このことを理解するために、普段みなさんがインターネット上でさまざまなページを見る時にどのような処理がなされているのかを見てみましょう。

ステップ1: ブラウザでURLを指定

まず、ブラウザで目的のページのURLを指定します。

「指定」といってもURLを直接打ち込むことはほとんど無いと思いますが、見たいページへのリンクをクリックすることもURLの指定に該当します。

ブラウザでURLを指定
用語の意味は下記をご確認ください。
ブラウザ ホームページを表示するためのソフト。Google ChromeやMicrosoft Edgeなどが挙げられる(参考)。
URL ホームページのアドレス。

ステップ2: ブラウザがサーバーに対してファイルを要求

ブラウザがURLと関連づけられたサーバーを探し、ページを表示するために必要なファイルを要求します。

サーバーはこれを受けて、必要なファイル群をブラウザに渡します。

ブラウザがサーバーに対してファイルを要求

ステップ3: ブラウザがファイルを処理

サーバーから受け取ったファイルは、まだ私たちが普段見ているWebページの体裁をなしておらず、以下のようなソースコードの状態です。

ソースコード

ブラウザはこれを処理し、私たちが見慣れたページ形式に組み上げます。

ブラウザがファイルを処理

以上のプロセスを踏まえて「サーバーがなぜ必要か」を説明すると、インターネットのどこからでも「このページのファイルをください」という要求を受け付けられるからです。

仮に自分のPCでだけページを表示できればよいのであればファイルもPCの中にあれば大丈夫ですが、それだと他の端末からファイルのリクエストを受け付けられません。

そのため、インターネットにホームページを公開するにはサーバーが必要なのです。

レンタルサーバーの4つの種類

サーバーというコンピューターそのものを自社で所有することは実はまれで、多くの場合はサーバー会社からレンタルすることになります(レンタルサーバー)。

そして、レンタルサーバーには主に4つの種類があります。

  • 共有サーバー
  • 専用サーバー
  • VPS(仮装専用サーバー)
  • クラウドサーバー

以下でそれぞれ解説します。

共有サーバー

共有サーバーは1台のサーバーを複数社で共有する形式のサービスです。後述するVPSと異なりサーバー内で各社用の領域が分かれていないので、いわば1つの大きな部屋に大勢の人間が同居しているような状態です。

メリット

複数社でシェアするので費用が安いことがメリットとして挙げられます。具体的な料金プランは後述しますが、月額千円程度で利用することもできます。

また、レンタルサーバーの形式の中でもっとも初心者向けなので、設定や操作も簡単におこなえることが多いです。

デメリット

自社のホームページが、サーバーを共有している他社の利用状況の影響を受ける可能性があります。

例えば、同居している他社のホームページに短時間で莫大なアクセスが集まり一時的にサーバーがダウンすることがあれば、その間は自社のホームページの接続にも影響がでます。

また、同じサーバーを共有しているがゆえに設定の自由が低いことも場合によってはネックになり得るでしょう。

専用サーバー

専用サーバーは、1台のサーバーを自社だけで使う形式のサービスです。1つのスペースを完全に占有するため、イメージとしては一軒家と似ています。

メリット

共有サーバーと違い他社からの影響を受けずに済むことがメリットとして挙げられます。

また、自社の都合に照らして高い自由度を持ってサーバーの設定をおこなうことが可能です。

デメリット

費用が月額数万円程度と比較的高額になることがデメリットとして挙げられます。

また、自由度が高いことは裏を返せば専門知識が求められることでもあるため、サーバーに関するスキルを持つ人員が必要です。ただし、基本的な運用保守をサーバー会社がおこなうプラン(マネージドサービス)が用意されている場合もあります。

VPS(仮装専用サーバー)

VPSは共有サーバーと専用サーバーの中間のような形式で、サーバー自体は1つを複数社間で共有するものの、その中で各社専用の領域が確保されます。

いわば1つのサーバーの中に各社用のサーバーを仮想的に用意するようなイメージです。1つの大枠の中でスペースが分かれているため、住居に例えるとマンションに近いでしょう。

メリット

サーバー内で領域が分かれているため、同居している他社からの影響を受けづらい点がメリットとして挙げられます。

また、共有サーバーよりも設定の自由が高い点も利点です。マンションの部屋の中で模様替えを自由にできるのと同じように、自分の領域の管理者としてサーバーを比較的柔軟に扱うことができます。

デメリット

領域が分かれているとはいえ1台のサーバーを共有していることには変わりないため、専用サーバーと比べると設定の自由度は劣ります。

また、共有サーバーと違い、扱う上で専門知識が必要になることもネックになり得ます。

クラウドサーバー

クラウドサーバーは各社用の領域が仮想的に用意される点でVPSと似ていますが、物理的には1台でなく複数のサーバーを利用できる仕組みが備わっています。

メリット

VPSのメリットに加えて、サーバーを契約した後でも状況に応じて利用できる領域を広げたり、負荷の分散をおこなう機器を活用したりできます。

デメリット

専門知識が必要であることに加えて、VPSよりも費用が高い点がデメリットだと考えられます。

ホームページにおすすめのレンタルサーバー4選

ホームページを公開する上でおすすめのレンタルサーバーを4つご紹介します。

特に初心者の方に向いているサービスを中心に選定しています。

エックスサーバー

エックスサーバー

エックスサーバーは国内でシェアNo.1(2022年10月時点。出典:hostadvice.com )のサーバーサービスで、共有サーバー、専用サーバー、VPSを提供しています。

シェアがトップであるため信頼しやすく、情報も多い点が大きなメリットとして挙げられます。実際、エックスサーバーで何かを設定したい場合は「エックスサーバー 〇〇」で検索すれば多くの解説記事がヒットします。

法人向けのプランでは設定を無料(利用費に含まれる)で代行してくれるサービスもあり、総じて安心して使いやすく、特にこだわりが無い場合は無難な選択肢だと言えます。

提供サービス 共有サーバー、専用サーバー、VPS
料金 共有サーバー:月額 990円~
専用サーバー:月額23,760円(キャンペーン価格)〜、初期費用220,000円〜
VPS:月額470円(キャンペーン価格)〜

※ 2022年10月時点での情報です。

ConoHa

ConoHa

ConoHaは費用の安さとパフォーマンスのよさが魅力的なサーバーです。運営会社であるGMOインターネットグループ株式会社様による調査では、共有サーバーであるConoHa WINGは国内でもっとも処理速度が速いという結果になったとのことです(出典:ConoHa WING)。

また、法人だけでなく個人からも人気で、有名なブロガー・アフィリエイターによる導入の実績も豊富です。

提供サービス 共有サーバー、VPS
料金 共有サーバー:月額 493円(キャンペーン価格)~
VPS:月額272円(キャンペーン価格)〜

※ 2022年10月時点での情報です。

ロリポップ

ロリポップ

ロリポップは大手のサーバーサービスの中でも特に料金が安く、月額220円から利用することができます(レンタルサーバー ライトプラン)。

また、クラウドサーバーはマネージド、つまり運営会社側が基本的な保守管理をしてくれる仕様になっています。

前述した通りクラウドサーバーは扱うために知識が必要ですが、ロリポップのマネージドクラウドは比較的楽に利用でき、例えばアクセスが急増した際の拡張も自動的におこなってくれます。

提供サービス 共有サーバー、クラウドサーバー(マネージド)
料金 共有サーバー:月額 220円~
VPS:月額1,078円+2.2円 / コンテナ 1起動あたり 〜

※ 2022年10月時点での情報です。

カゴヤ

ロリポップ

カゴヤは20年以上の実績を持つ老舗のサーバーサービスです。法人利用の割合が高く、共有サーバーでも80%以上に及びます(出典:カゴヤ・ジャパン)。

共有サーバー・専用サーバー・VPS・クラウドサーバーと4種類すべてを提供しており、専用サーバーはマネージドなので基本的な運用・保守は運営会社でおこないます。

提供サービス 共有サーバー、専用サーバー(マネージド)、VPS、クラウドサーバー
料金 共有サーバー:月額 880円~
専用サーバー:月額 4,950円~
VPS:月額 550円~
クラウドサーバー:月額 4,400円~

※ 2022年10月時点での情報です。

無料サーバーは使って大丈夫か?

無料で使えるサーバーは存在しますが「個人でとりあえずお試し」という場合を除けばあまりおすすめできません。

なぜなら、無料サーバーには下記のデメリットがあるからです。

  • 性能が有料のものに劣る
  • ホームページに会社と無関係の広告が表示される場合がある
  • 禁止事項(商用利用禁止など)が設けられている場合がある

趣味でホームページを作る分には問題ありませんが、事業目的の場合は有料サーバーを使うのが基本です。

サーバーを扱うのは難しいと感じる方におすすめのサービス

本記事では、ホームページに必須のサーバーについて解説してきました。

ただ、サーバーはどうしても人によってはとっつきづらさを感じる要素なので、「自分で用意するのは厳しそう…」とお感じになった方もいらっしゃるかもしれません。

その場合におすすめなのが、初心者向けホームページソフトとりあえずHPです。

とりあえずHPは技術的な知識が一切無くても簡単にホームページを作成できるサービスで、これを使えば自分でサーバーを用意する必要はありません。とりあえずHPが自動的にサーバーと連携してホームページを公開できます。

詳しくは業者いらず!初心者でもホームページを自作できるサービスとは?で解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。

また、とりあえずHPは今なら30日間無料でお試しいただけるので、まずは触ってみたいという方は公式サイトからご登録ください

ホームページについてこんなお悩みありませんか?

  • 業者に頼らず自分で簡単に作成・編集したい
  • HPにかかる費用を抑えたい
  • 独立・開業に伴いHPを開設したい

気軽につくれる、素敵なホームページ「とりあえずHP」

とりあえずHPは、素敵なホームページを気軽につくることができるホームページ作成サービスです。
「メールを送る」程度のパソコンスキルがあれば、驚くほど簡単にホームページを作成することができます。
業種ごとに作り込まれたテンプレートデザインや文章のサンプルもあるので、ホームページづくりにあまり時間が割けない人にもおすすめ。大切な時間をホームページ作成に費やすのではなく、本業に集中させることができます。


牧野健人

株式会社リラクス 代表取締役。Webのマーケティング(CRO・SEO)の知見とクリエイティブ(デザイン・コーディング)のスキルの両輪を活かし、クライアントの成果向上のための取り組みに尽力。

佐野彰彦

株式会社smallweb 代表取締役、株式会社それからデザイン 代表取締役。
「ビジネスとデザインの統合」をテーマに活動。音楽系企業にて新規事業開発を担当した後、デザイン業界へ転身。WEB領域に強いデザイナーとしてキャリアを積み重ねる。
著書に「経営者のためのウェブブランディングの教科書」「ウェブ担当者1年目の教科書」(共に幻冬舎)。2015年、2016年グッドデザイン賞受賞。

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