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ホームページ開設の完全ガイド|最適な方法・手順・費用を徹底解説

「ホームページを開設したいけど何を用意すればいい?」「ホームページを開設する手順や費用を知りたい」とお調べでしょうか?

ホームページを開設するには、「自分でホームページ作成して公開する方法」と「制作会社に依頼して公開してもらう方法」の2つがあります。

この記事では、ホームページ開設の方法・手順・費用について、どこよりもわかりやすく、シンプルにお伝えします。

はじめてのホームページ開設の場合はこちら

目次
  1. ホームページ開設に必要なもの
  2. ホームページ開設の2つの方法(比較)
  3. ホームページ開設の手順(流れ)
  4. ホームページ開設にかかる費用
  5. はじめてホームページの開設を検討している方へ

ホームページ開設に必要なもの

まずはじめに、ホームページの開設に必要となるものを紹介します。

ドメイン

ドメインとは、ホームページの「住所」のようなものです。
たとえばあなたのホームページのアドレスが「https://example.com」 だとします。
その場合「example.com」の部分がドメインになります。

ホームページの開設には、必ずドメインが必要になります。
ドメインがあることで、インターネット上にある数多くのホームページの中から、あなたのホームページにアクセスすることができるようになります。

またドメインいくつかの種類があります。たとえば

ドメインの種類 解説
.com 企業・一般向けで人気
.jp 日本の企業や個人向け
.org 非営利団体向け
.net ネットワーク関連のサイト向け

などがあります。さらに、ドメインには大きく分けて、レンタルサーバーやインターネットプロバイダから無料で提供されるものと、あなたの会社やお店が独自で取得する「独自ドメイン」があります。

独自ドメインは、あなたの会社やお店の名称をアルファベットで自由に付けることができますが、無料で提供されるドメインはそれができません。

また、ビジネスの信用性を示すためにも、商用のホームページの場合は「独自ドメイン」を取得する方がよいです。また、検索エンジン(SEO対策)の観点からも、独自ドメインの方が有利であると言えます。

サーバー

サーバーとは、ホームページの「土地」のようなものです。
ホームページのデータ(文章・画像・プログラムなど)を保管し、インターネット上で公開するための場所になります。

ホームページを作っても、データを保存する場所がなければ、世界中の人がアクセスできません。
サーバーにデータを置くことで、誰でもインターネットを通じてサイトを見られるようになるため、ホームページの開設にはサーバーが必要です。

ドメインと同様に、サーバーにもいくつかの種類があります。 無料でレンタルできるサーバーもありますが、意図しない広告が表示されるなどもあるため、商用のホームページの場合は、有料サーバーを取得することが一般的です。 さらに、有料の中にも様々なスペックのものがあり、選ぶ際に迷いがちですが、一般的な中小企業のホームページの場合は、月々数千円程度のレンタルサーバーを選択する場合が多いでしょう。

詳しくは後述しますが、ドメインもサーバーもセットで提供してもらえるホームページ作成サービスを利用することで、複雑な設定を行う必要なく、ホームページを開設することも可能です。

ホームページ作成ツール

ホームページ作成ツールとは、プログラミングの知識がなくても簡単にホームページを作れるソフトやサービスのことです。
「Webサイトを作りたいけれど、HTMLやCSSが分からない…」という方でも、直感的な操作でページを作成できるのが特徴です。

通常、ホームページを作るには、「HTML」「CSS」「JavaScript」などのプログラミング言語を使いますが、ホームページ作成ツールを使えば、コードを書かなくてもデザインやコンテンツを簡単に作成できるので、初心者でも安心です。

ホームページ作成ツールの種類と特徴

ホームページ作成ツールには、大きく分けて3つのタイプがあります。

タイプ 特徴 こんな人におすすめ
サービス型 ブラウザで簡単に編集できる、ドメインやサーバーなどもセットで提供される はじめてホームページを開設、初心者、小規模事業
サーバー
インストール型
拡張性が高い、中規模〜大規模のサイトにも対応できる 独自性の高いホームページが必要、中堅企業以上
PC
インストール型
パソコンにインストールして使用する、1人で制作作業を行う 個人でのホームページ制作を行う、Web制作のプロを目指す

はじめてホームページを開設する場合や、操作性の簡単さを求めるなら、「サービス型」のホームページ作成ツールがおすすめです。

拡張性の高いホームページや独自の機能を構築する場合は、WordPressなどの「サーバーインストール型」のツール、制作会社やWebデザイナーを目指す個人などは、「PCインストール型」のツールを利用することも多いです。

SSL証明書

SSL証明書(Secure Sockets Layer証明書)とは、インターネット上の通信を暗号化するための仕組みです。
ホームページと訪問者の間でやり取りされる情報(個人情報・パスワード・クレジットカード情報など)を安全に守るために使われます。

SSL証明書がないと、ホームページの通信が暗号化されず、第三者に情報を盗まれる危険性があります。
また、GoogleはSSL対応していないサイトを「安全ではない」と警告するため、SEO(検索エンジン対策)にも影響します。

【安全】SSL証明書があるサイト URLが「https://」で始まり、鍵マークが表示される
【危険】SSL証明書がないサイト URLが「http://」のまま、警告が出ることも

商用のホームページを開設する場合、このSSL証明書の取得も必須と言えるでしょう。
また、SSL証明書には、認証レベルの違いによって種類があり、費用も異なりますが、中小企業や小規模ジネスのホームページの場合は、無料で利用できるSSL証明書を利用しているケースも多いです。

コンテンツ(文章・画像)

コンテンツとは、ホームページに掲載する内容、つまり文章や画像のことです。
ホームページ制作を業者に依頼した場合でも、「文章や画像については、自分で用意して支給してください」と言われるケースが多いです。

「ホームページを開設する」ということは、「自社の情報をインターネットを通じて発信する」ということです。一般的な会社のホームページであれば、以下のような基本ページとコンテンツが必要になると考えておきましょう。

トップページ 会社やサービスの概要、キャッチコピー、魅力的な画像
会社概要(プロフィール) 会社の基本情報(設立年、住所、代表者など)、会社の理念
サービス・商品紹介 提供するサービスや商品の説明、料金、特長、画像
お問い合わせページ 問い合わせフォーム、電話番号、メールアドレス
ブログ・お知らせ 最新情報や業界ニュース、SEO対策にも効果的な更新情報

「どんなお客様に、何を伝えたいか?」を考えてコンテンツを準備することが大切です。

ドメイン・サーバー・SSL・コンテンツがすべて用意されているサービス

ホームページの開設に必要な「ドメイン」「サーバー」「SSL証明書」「コンテンツ」がすべて用意されてるホームページ作成サービス「とりあえずHP」を選択することもおすすめです。

とりあえずHPは、独自ドメインとサーバーとSSL証明書がセットで提供されるホームページ作成サービスで、自分の業種にぴったりのデザインテンプレートが用意されており、例文や画像もセットされているため、手軽にホームページ開設が行えます。

利用料金も非常に低価格で、無料でお試しすることもできます。また、制作代行サービスもあるため、ホームページの公開までを、完全にプロにお任せすることもできます。

ホームページ開設の2つの方法(比較)

ホームページを開設する方法は、大きく分けて「自分で作成し公開する」「制作会社に依頼し公開する」の2つの方法があります。

自分で作成する場合、基本的にはホームページ作成サービスを利用します。 現在は、特別な知識がない人でも、簡単にホームページを作成して公開までできるサービスがあり、制作会社に依頼するよりもかなり費用を抑えることができるため、多くの企業や個人が利用しています。

制作会社に依頼する場合は、業者の選定から公開までのやりとりに時間がかかることと、費用が高額になりますが、その分、プロのデザインや求める機能などを個別にオーダーすることが可能です。

自分で作成する場合のメリット・デメリット

メリット
  • 費用を低価格に抑えられる
  • 作成サービスを利用すれば公開まで短時間で行える
  • 公開後も自分で更新できる
デメリット
  • デザインや機能に制限がある
  • 本業のほかにホームページ作成に時間を割く必要がある
制作費用目安(初回) 無料(自分で作成するため)
維持費目安(月々) 2,000円〜1万円程度
(ドメインやサーバーなども含むホームページの開設および運営に必要となるサービス等の利用料)

制作会社に依頼する場合のメリット・デメリット

メリット
  • プロのデザイン・機能が使える
  • 拡張性の高いホームページが入手できる
  • (保守契約すれば)継続的なサポートを受けられる
デメリット
  • 作成や運営にかかる費用が高額
  • 制作に時間がかかる(1~2ヶ月)
  • 依頼先選びが難しく、しかも重要
制作費用目安(初回) 20万円〜100万円
維持費目安(月々) 1万円〜数万円程度
(ドメイン・サーバー等の費用の他、保守契約の内容等により別途の維持費がかかる場合が多い)

自分で作成する場合は、低価格でホームページの開設が可能であることは大きなメリットとなるでしょう。
一方、制作会社に依頼する場合は、よい依頼先を見つけることができれば、プロの提案を受けることができ、ハイレベルなホームページを入手できることが魅力です。

ホームページ開設の手順(流れ)

次に、ホームページ開設の手順についてです。
自分で作る場合は、ホームページ作成サービスを利用する場合と、レンタルサーバーにWordPressをインストールする場合で手順が異なりますので、それぞれ分けて解説します。
制作会社に依頼する場合の流れも簡単に紹介しましょう。

ホームページ作成サービスを利用し、自分で作る場合

  1. 利用したいホームページ作成サービスを選ぶ
  2. 無料体験を申し込む
  3. 好みのデザインテンプレートを選択し、ページを作成する
  4. 仕上がりに納得できれば、正式利用を申し込む
  5. ホームページを公開し、運用を開始する

ホームページ作成サービスを利用する場合は、まず無料体験に申し込み、実際にページを作成してみましょう。操作感やホームページの仕上がりに納得できそうであれば、正式に申し込みをします。
サーバーの取得などは不要で、サービスによっては独自ドメインも正式に申し込み時に取得することが可能です。
初心者やはじめてのホームページの場合は、サービスにあらかじめ必要なものがセットアップされているため、とても便利に利用することができるでしょう。

レンタルサーバーにWordPressをインストールし、自分で作る場合

  1. WordPressに対応しているレンタルサーバーを選ぶ
  2. WordPressをレンタルサーバーにインストールする
  3. WordPressにテーマ(デザインテンプレート)をインストールする
  4. WordPressの利用・操作方法を学習しながら、ページを作成する
  5. 独自ドメインを取得する
  6. 独自ドメインをレンタルサーバーに紐づけるためのDNSの設定を行う
  7. SSL証明書を取得する(レンタルサーバーに用意されている場合もあり)
  8. ホームページを公開し、運用を開始する

WordPressを利用して作成する場合は、レンタルサーバー、ドメイン、SSL証明書などの取得と設定も自分で行う必要があります。
WordPressのインストールを簡単に行えるレンタルサーバーもありますが、独自ドメインの取得やDNS(ネームサーバー)の設定は、自分で行うことになりますので、ある程度のIT知識が必要となると考えておくほうがよいでしょう。

制作会社に依頼する場合

  1. 依頼する内容を整理しておく
  2. 制作会社を探す
  3. 数社に問い合わせ、見積もりを依頼する
  4. 比較検討し、依頼先を決定する
  5. 具体的な依頼を行い、制作が開始される
  6. 制作途中でのやりとりを数回繰り返す
  7. 仕上がりを確認する
  8. ホームページを公開し、運用を開始する

制作会社に依頼する場合は、最も重要なことは自社の希望を叶えてくれるベストな制作会社を探し出すことです。制作会社は星の数ほど存在しており、さらにそれぞれの会社ごとに得意なこと、不得意なことがあります。
一概によい制作会社とはどこかは言えるものではなく、あくまでも、自分の希望と相性のよい制作会社と出会うことが重要です。価格面だけではなく、おしゃれなデザインが得意、マーケティングや集客に強い、中小企業のホームページに実績が豊富など、総合的な観点で依頼先を選定するようにしましょう。

ホームページの依頼先の選定については、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

ホームページ開設にかかる費用

ホームページ開設にかかる費用を項目ごとに内訳で紹介します。あくまでも目安となりますので、詳しい費用は各依頼先ごとに確認するようにしてください。

項目 自分で作成
(作成サービス利用)
自分で作成
(WodPress利用)
制作会社に依頼
ドメイン 一部のサービスでは無料の場合もあり※ 1,000円~3,000円/年 1,000円~3,000円/年
レンタルサーバー 無料(レンタルサーバーは不要) 1,000円〜3,000円/月 1,000円〜3,000円/月
SSL証明書 無料~5,000円/年 無料~5,000円/年 無料~5,000円/年
ホームページ
制作費
無料(自分で作成するため) 無料(自分で作成するため) 20万円〜100万円
ホームページ
維持費
2000円〜1万円/月(サービス利用料) セキュリティ対応などの保守契約をする場合は右記と同額程度 1万円〜数万円/月(保守契約など)

※ホームページ作成サービスを利用する場合は、サービスごとに提供内容が異なりますので、各サービスの公式サイトなどで必ず確認するようにしてください。

はじめてホームページの開設を検討している方へ

はじめてホームページを開設するという場合は、「ホームページ作成サービスを利用する」ことをおすすめします。理由は以下の5つです。

  1. 低価格(等身大の費用)ではじめられること
  2. 公式サポート窓口が用意されていること
  3. 更新は自社で自由に行えるため、維持費も安いこと
  4. セキュリティ対策が基本サービスに付いていること
  5. 公開までがスピーディーに行えること

低価格でホームページを開設することができ、その上、自社で更新や編集を行いやすい点は、中小企業や小規模事業者にとっては、とても大きな利点となります。

さらに、ホームページ作成ツールの「とりあえずHP」では、ホームページ制作代行も3万円台で行っていますので、自分で作成する時間がないという方にとっても、かゆいところに手が届くサービスです。サポート対応が充実しているので、まずは試してみてはいかがでしょうか?

ホームページについてこんなお悩みありませんか?

  • 業者に頼らず自分で簡単に作成・編集したい
  • HPにかかる費用を抑えたい
  • 独立・開業に伴いHPを開設したい

気軽につくれる、素敵なホームページ「とりあえずHP」

とりあえずHPは、素敵なホームページを気軽につくることができるホームページ作成サービスです。
「メールを送る」程度のパソコンスキルがあれば、驚くほど簡単にホームページを作成することができます。
業種ごとに作り込まれたテンプレートデザインや文章のサンプルもあるので、ホームページづくりにあまり時間が割けない人にもおすすめ。大切な時間をホームページ作成に費やすのではなく、本業に集中させることができます。


佐野彰彦

株式会社smallweb 代表取締役、株式会社それからデザイン 代表取締役。
「ビジネスとデザインの統合」をテーマに活動。音楽系企業にて新規事業開発を担当した後、デザイン業界へ転身。WEB領域に強いデザイナーとしてキャリアを積み重ねる。
著書に「経営者のためのウェブブランディングの教科書」「ウェブ担当者1年目の教科書」(共に幻冬舎)。2015年、2016年グッドデザイン賞受賞。

株式会社smallweb

個人・中小企業を中心に2万人以上が利用している初心者向けのホームページ作成ツール「とりあえずHP」を開発・提供。
10年以上にわたりホームページ作成ツールを運用してきたノウハウに基づき、ホームページの作り方や運営の仕方、インターネットの基礎知識などについて、初心者向けにわかりやすく解説することを目的に当サイトを運営。

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