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【例でわかる】ホームページ作成費用の相場とお得に制作するコツ

ホームページ作成費用の相場は?お得に制作するコツも!

※この記事は、2025年3月に内容をアップデートいたしました。

「ホームページの費用はなぜこんなに差がある?」「適切なホームページの価格や相場を知りたい」とお悩みでしょうか?

この記事では、どこよりもわかりやすく、図や例を使って、ホームページ作成にかかる費用や相場、お得に作成するコツについても解説いたします。
ホームページ費用の調査結果レポートも紹介!

なぜホームページ作成費用には大きな差があるのか?

ホームページは依頼先や制作方法によって、費用に大きな差があります。
「なぜこんなに差があるのか」「制作会社の見積もりは本当に適正な価格なのか」など、不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

それには理由があります。
たとえば、外国からの旅行者に「お鮨を食べたいのだけど、お鮨の相場はいくらですか?」と聞かれたとします。そのとき、あなたはお鮨の相場を答えられるでしょうか?

あるいは、知人や友人に「そろそろマイホームを建てたいのだけど、家の相場はいくらですか?」と聞かれたとしたら、どうでしょう?

お鮨の例でば、銀座にあるような有名なお鮨屋さんとチェーンの回転寿司店では、全く値段が異なりますし、家の例では、間取りの大きさや建築予定の場所などによっても大きく異なるでしょう。

それは、使われている素材や、提供側の手間や技術力、提供される場所や方法が違うため、結果的に販売される価格にも大きな差が発生するからです。

商品やサービスの価格は、様々な要素で決まる

ホームページもこれと同じと考えればよいでしょう。
「ホームページ」といっても、お鮨や家と同じように、その中にも様々な選択肢があります。

大切なことは、自分は「どんな目的でどのようなホームページが必要なのか」を明確にすることです。その上で、費用が適切であるかどうかを判断するようにしましょう。

ホームページ作成費用の依頼先別の相場

ホームページは、すし店や住宅会社と同様に、依頼先で費用が大きく異なります。
まずここでは、依頼先別におおよその費用の目安を紹介しましょう。

依頼先 制作費(単発の費用) 維持費(月々の費用)
HP制作会社A(大手系) 100万 ~ 1,000万円 3万円 ~
HP制作会社B(中小系) 20万 ~ 100万円 1万円 ~
個人のWebデザイナー 数万円 ~ 50万円 1万円 ~
作成サービスを利用
(自分で作成)
無料 2000円〜1万円程度
作成サービスを利用
(制作代行を依頼)
3万 ~ 20万円 2000円〜1万円程度

上記はあくまでも目安ですが、それぞれの依頼先別に、特徴やメリット・デメリットを解説していきましょう。

ホームページ制作会社A(大手企業向け)

大手企業向けのホームページが得意で、機能性やデザイン性にこだわったオーダーが可能です。ハイクオリティなホームページを期待できる分、制作費用は高価になります。

費用相場
  • 制作費:100万 ~ 1,000万円程度
  • 維持費:3万円 ~

オーダーする内容により価格には開きがありますが、ホームページの目的に応じて、詳細にプランと見積りを提示してもらえるでしょう。

メリット
  • 質の高いデザインを期待できる
  • 拡張性の高いホームページが実現できる
  • 技術が高く、経験が豊富

大手企業向けのホームページ制作経験が豊富なため、技術レベルが高く、品質はもちろんのこと、制作中のやりとりにも安心感があります。

デメリット
  • 費用が高額になる
  • 制作会社に任せる必要がある
  • 高度なホームページになり、自社で更新や編集が行いにくい

低価格でのホームページ制作・運営を求める方には向きません。
高級なお鮨屋さんに、あれこれと細かい注文をつけにくいことと同じで、高度なホームページを提供してもらえる分、制作会社の知識や経験を尊重する必要があり、基本的に専門性の高い部分についてはお任せすることになります。

また、高度なホームページになる分、公開後のページの更新や部分的な編集においても、制作会社に相談の上で行っていく必要も出てきます。

ホームページ制作会社B(中小企業向け)

中小企業向けのホームページが得意で、相談しながらホームページの制作を進めていきたい場合は、王道の選択肢になります。一方、このタイプの会社はとても数が多く、選びにくいことと、品質にも差があります。

費用相場
  • 制作費:20万 ~ 100万円
  • 維持費:1万円 ~

オーダーする内容により価格には開きがありますが、先に予算を伝えて、それに応じた提案を受けることもできるはずです。

メリット
  • 法人に直接依頼できる安心感がある
  • よい制作会社が見つかれば、品質の高さも期待できる
  • 継続的に相談しやすい

法人形態である制作会社に直接依頼できるため、途中で連絡が取れなくなるなどの不安がなく、安心感があります。よい制作会社と出会えれば、かけた費用以上の価値あるホームページが実現できる可能性もあります。

デメリット
  • 制作会社の数が多く、探しにくい
  • 当たり外れが大きくなりがち
  • 公開までに時間がかかる

ホームページ制作会社の数がとても多く、実力にも差があるため、当たりハズレが大きくなりがちであることは否めません。また、制作会社に依頼する場合は、打ち合わせや確認なども多くなるため、契約してからホームページの公開までに数ヶ月かかるなど、時間もかかります。

個人のWebデザイナー

個人やフリーランスのWebデザイナーは、個人事業や中小企業向けのホームページが得意で、能力には大きな差がありますが、よい人と出会えればお得にホームページの実現が可能です。

費用相場
  • 制作費:数万円 ~ 50万円
  • 維持費:1万円 ~

個人のWebデザイナーに依頼する方法は、クラウドソーシングと呼ばれるマッチングサイトを利用することが王道です。個人の実力や経験値により、価格には開きがあります。

メリット
  • 制作会社と同じ内容を安価に提供してもらえる
  • よい個人と出会えれば、品質の高さも期待できる
  • 窓口と制作者が同じ人のため、会話しやすい

上述の通り、ホームページ制作会社と同じ内容をより安価に提供してもらえることがメリットです。
また、独立して仕事をしている個人のデザイナーはスキルが高い傾向があり、「会社にいればエース級」という人も少なくないため、よい人を見つけることができれば非常に優れたコストパフォーマンスを期待できます。

デメリット
  • 個人デザイナーの数が多く、探しにくい
  • 経験が浅い人も多く、リスクが高い
  • 最悪の場合は、連絡が取れなくなる

一方で、中には経験が浅いままフリーランスになる人も。実力の差が大きく、玉石混交のため、依頼してみないとわからないというリスクがあります。
最悪の場合は、途中で連絡が取れなくなってしまうこともあり得ますので、全く知らない人より、「知り合いからの推薦があった」のような安心材料がある場合に検討することが無難でしょう。

作成サービスを利用(自分で作成)

「外部にホームページ作成を依頼する」という以外にも、ホームページ作成サービスを利用して自分で作成する選択肢もあります。
現在では、全くの初心者でも、簡単にホームページを作成できるツールやサービスを提供している会社がいくつか存在します。

これらを使うことで、費用をかなり抑えた上で、質の高いホームページを作ることができます。

費用相場
  • 制作費:無料
  • 維持費:2000円〜1万円程度

ホームページ作成ツールを使用して自分で作成できるため、制作にかかる費用は基本的に無料です。
ドメインやサーバーなどもセットされたサービスでホームページを運営するため、月々かかる費用がありますが、それも数千円程度ですので、お得になります。

メリット
  • 制作費が無料で、運営費も低価格
  • 自分のペースで制作も更新も行える
  • テンプレートを選ぶ方式のため、仕上がりがイメージしやすい

外部に依頼するどのパターンよりも費用が安く、わずか数千円でホームページを作成できる点が大きなメリットです。

また、どのソフトでもデザインテンプレートが豊富に用意されているため、ご自身の業種や好みにピッタリのデザインを実現することができます。
加えて、作成後の更新や編集もすべて自分で行うことができるため、毎回業者に依頼する必要がなく、お金と時間の節約になります。

デメリット
  • 自分で作成するため、その手間は必要
  • 高度な機能やデザインは期待しにくい

自分で作成することになるため、その手間はかかることがデメリットです。
ただ、専門知識がなくても、誰でも簡単にホームページを作れる設計になっているので、外部に依頼して打ち合わせをしたり、手続きに対応するより、かえって手間が少なくなる可能性もあります。

作成サービスを利用(制作代行を依頼)

上記のようなホームページ作成サービスの中には、オプション料金で、制作代行を引き受けてくれるものもあります。

費用相場
  • 制作費:3万 ~ 20万円
  • 維持費:2000円〜1万円程度

ホームページ作成サービス内で、追加料金で制作自体をプロが代行してくれる場合があります。これを利用すれば、低価格でのホームページ制作と運営を実現できる可能性があります。

メリット
  • 制作会社にフルオーダーするより安価
  • はじめはプロに依頼し、更新は自分で行える
  • いいところ取りの方法で、リスクが少ない

制作会社にオーダーする方法と、作成サービスを利用する方法のちょうどいいところ取りになります。
ホームページの立ち上げ段階はプロにオーダーすることができ、その後の運営段階では、ツールを利用して情報の追加や更新を自分で行えるため、中小企業や個人事業のホームページでは、バランスのよい選択肢になるでしょう。

デメリット
  • デザインや機能は基本のものをカスタマイズする方式のため、フルオーダーよりは自由度が低め

制作会社にフルオーダーする場合と比較すると、ホームページ作成サービスにあるデザインや機能をカスタマイズ(部分的にアレンジ)する方式になるため、その分の自由度は下がります。
しかし、デザインに対する特別な強いこだわりや、独自の機能の要望がない場合は、気にするほどのデメリットではないでしょう。

依頼先はどう決めればよいのか?

ホームページは、自分の目的や状況にマッチした依頼先を選ぶことがとても大切です。

上場を目指すような企業のコーポレートサイトであれば、費用は高くなったとしても、大手企業に実績が豊富なハイレベルな制作会社に依頼することが適切ですし、小さなビジネスを立ち上げる場合のホームページであれば、まずは無理のない価格で実現できる依頼先が優先となるでしょう。

漠然とホームページの値段を調べても混乱してしまうので、自分がどのようなホームページを必要としているのかを、まずは明確にした上で、どの程度の予算を用意しておくとそれが実現できるかを調べるようにしてください。

ホームページ作成費用の内訳

ここまでホームページの作成費用(合計の価格)について解説してきましたが、「その料金の中に、具体的にどのような項目が含まれているの?」と気になる方もいらっしゃると思います。

この章では、ホームページ作成料金の内訳について解説していきます。
そこで、まず下表をご覧ください。制作会社に依頼した場合に提示される見積書の一例です。

ホームページ制作会社の見積書の例

項目 単価 数量 小計
ディレクション 一式 100,000円
デザイン ベースデザイン 一式 50,000円
個別ページ 10,000円 15 150,000円
コーディング ベースコーディング 一式 50,000円
個別ページ 5,000円 15 75,000円
システム開発 CMS(WordPress)構築 一式 300,000円
サーバー環境構築 一式 50,000円
マーケティング SEO対策 一式 100,000円
合計(税抜) 875,000円
合計(消費税10%込) 962,500円

上記の見積書に記載されている項目ごとに、その意味と費用がかかる理由を解説していきましょう。

ディレクション費用

ホームページ制作会社に依頼した場合、ホームページ全体の企画、掲載する内容の整理、デザインイメージのすり合わせ、スケジュールや進行管理などを担当する「ディレクター」と呼ばれる人がいます。

後述しますが、ホームページを実際に作る過程は、デザイナーがデザインを作り、コーダーがコーディング(ホームページをインターネット上で表示できるようにデータ化すること)をする、というようにいくつかの工程に分かれています。

その各工程がスムーズに問題なく進むように、お客様と必要なやり取りをしたり、デザイナー・エンジニアを指揮したりする役割が「ディレクター」です。

「ディレクション費」は、簡単にいえば、このディレクターの人件費に該当します。ホームページの品質は、このディレクターの手腕によるところが大きいため、制作会社によっては上記の見積もり例よりも、高額になる場合もあります。

デザイン費用

プロのデザイナーが、ホームページのデザイン(見栄え)をつくる工程でかかる費用のことです。ホームページのデザインは、プロが利用する専用のソフト(Adobe XD、Photoshop、Figmaなど)を活用して行われます。

デザイナーがトップページや主要なページのデザインイメージ(画像データ)をまずは作成し、「このようなデザインではいかがでしょうか?」という形で提示されます。

ホームページには、ページの内容により、写真やイラストなども掲載するため、そのような掲載素材を提供する費用も加算されるケースもあります。 また、オリジナルの写真を撮影する場合には、撮影費用が必要になります。

ホームページの見栄えに関連する作業にかかる費用が、「デザイン費用」として計上されます。

コーディング費用

繰り返しになりますが、「デザイン」の工程では、まだ画像データの状態であり、インターネット上でホームページとして表示させることはできません。

インターネット上に公開し、Google Chrome や Microsoft Edge などのブラウザでホームページを見られるようにするには、 HTML や CSS といった専門技術での構築が必要になります。それが「コーディング」と呼ばれる工程です。

コーディングは、制作会社側の内部で行われる作業になりますが、コーダーと呼ばれる専門スタッフがこの作業に取り組んでおり、その工程にかかる料金が「コーディング費用」です。

システム開発費用

システム開発は、サーバーやドメインなどホームページそのものをインターネット上に公開するための環境構築のほか、ホームページの更新や情報の追加を行いやすくするためのCMSと呼ばれる仕組みを導入する部分にも費用がかかります。

CMSの代表格は、世界中で利用者が最も多い、WordPress(ワードプレス)と呼ばれるものです。WordPress自体は、無料でダウンロードできますが、それをより高度にカスタマイズしたり、欲しい機能を追加したりなど、ホームページに必要な機能を組み上げる作業が必要になります。

エンジニアやプログラマーと呼ばれる専門スタッフが担当しており、その工程にかかる料金が「システム開発費用」です。

マーケティング費用

集客を目的としたホームページの場合、制作会社にマーケティング支援も含めて依頼するケースがあります。ホームページを作ることの他、ホームページに見込み顧客を集めるためには、別途の取り組みと料金が必要になるものです。

マーケティングの取り組みの代表的なものに「SEO対策」があります。SEO対策とは、自社のホームページが検索にヒットしやすくするように、Google や Yahoo! などの検索エンジンに対する最適化の取り組みを行うことです。
ホームページの制作段階で、制作会社にこのSEO対策の基本部分を合わせて行ってもらうケースも多く、そこに費用が発生する場合もあります。

それ以外にも、インターネット広告の企画運用や、アクセスデータを分析してホームページを改善していくなど、継続的な集客支援を依頼することも考えられます。

このように、集客支援を求める場合に必要となる料金が「マーケティング費用」です。

ホームページ作成サービスはなぜ低価格なのか

制作会社に依頼した場合は、思った以上にたくさんの作業工程があり、ホームページは費用がかかってしまうものだと感じたのではないでしょうか?
一方で、ホームページ作成サービスでは、制作代行を依頼した場合でも低価格です。これはなぜでしょうか?

ホームページ作成サービスは、デザインはテンプレートから選択する形で、コーディングは自動で行え、システム部分は標準機能が搭載されていてそのまま提供しているため、上記で解説した大部分が、標準化されています。

そのため、個別に環境を構築するための費用が発生することがなく、多くの利用者が同じ環境(型)で、ホームページの作成が行えるようになっているため、低価格での提供が可能となっています。

ホームページの維持費(月額)の内訳

ホームページはインターネット上に公開し続ける以上、維持費(月々の費用)がかかります。維持費は、ホームページの依頼先によってその内容が異なります。

再掲ですが、依頼先ごとの維持費の目安は以下のとおりです。

依頼先 維持費(月々の費用)
HP制作会社A(大手系) 3万円 ~
HP制作会社B(中小系) 1万円 ~
個人のWebデザイナー 1万円 ~
作成サービスを利用 2000円〜1万円程度

ホームページを運営するために必要なもの

維持費の内訳についても解説していきましょう。
まず、ホームページを運営するために必要となる費用には以下のものがあります。

項目 意味
サーバー ホームページのデータを置く場所のことです。ホームページをインターネット上で閲覧できるようにするために必要です。
ドメイン ホームページの住所にあたるもので、サーバーと同じくインターネット上で閲覧できるようにするために必要です。
SSL証明書 インターネット上の通信を暗号化するための仕組みです。安全なホームページであることを証明するために必要です。
セキュリティ対策等の保守 サイバー攻撃を受けたり、ホームページの内容を改ざんされないように、セキュリティ対策をしておく必要があります。
ツール・サービスの利用料 ホームページ作成サービスを利用する場合は、ツールやサービスそのものを利用するための費用が必要になります。

制作会社に依頼した場合

ホームページの運営に必要なものを、総合的に制作会社に用意してもらい、維持をお願いすることになるため、1万円〜3万円程度の維持費が必要になります。
セキュリティ対応のレベルや更新代行などの頻度により、維持費に差が出てきます。

個人のWebデザイナーに依頼した場合

個人に依頼した場合は、サーバーやドメイン等の契約管理までをお任せする場合と、自社で管理する場合により、費用に差が出てきます。個人のWebデザイナーの場合、制作後の保守対応には応じていない場合もありますが、1万円程度の保守契約を締結し、最低限の保守やページ更新などの作業代行をお願いすることがおすすめです。

作成サービスを利用した場合

ホームページ作成サービスは、サーバー・ドメイン・SSL証明書・セキュリティ対応などがすべてサービスの利用料に含まれているため、別途必要を支払う必要がありません(サービスによって、ドメインの取得は別料金となる場合もある)。
サービスのプラン等により価格には多少の幅がありますが、一般的には、2000円〜1万円程度となるでしょう。

【調査】一般的な条件で各社のホームページ作成費用を調べました

一般的な会社のホームページに必要な条件で、各制作会社やホームページ作成サービスの公式サイトに掲載されている料金情報を元に、費用を調査してみました。

費用調査の条件
  • 作成ページ数:10ページ前後
  • 独自ドメインで公開
  • 自社で更新できるシステムあり
  • お問い合わせフォームあり
  • SSL証明書あり
  • セキュリティ対策あり
  • 有人のサポート窓口あり
制作会社・サービス名 依頼先タイプ 制作料金
LIG HP制作会社A(大手系) 300万円〜
Value Agent HP制作会社A(大手系) 300万円〜
フィールデザイン HP制作会社B(中小系) 40万円~
WWG HP制作会社B(中小系) 28万円~
クラウドワークス 個人のWebデザイナー(マッチング) 20万円〜
Wix 制作代行 作成サービス(制作代行) 約10万円
グーペ 制作代行 作成サービス(制作代行) 30万円〜
とりあえずHP 制作代行 作成サービス(制作代行) 3万円〜
あきばれホームページ 作成サービス(制作代行) 5万円〜

※上記は、2025年3月時点で各会社のホームページ上に記載されている価格目安です。詳細は各会社の公式サイトの情報をご確認ください。

相場よりもお得に制作する5つのコツ

これまでホームページ作成費用について、依頼先ごとに違うことを前提に、相場や目安となる料金について解説してきました。

ホームページはかなり料金にバラつきがありますが、最も大切なことは、単に安いということだけでなく、依頼主が納得できる品質であることと、無理のない価格でホームページが制作〜運営までできることです。

最後になりますが、その前提の上で、少しでもお得に作成するコツについて、私の個人的なアイデアも含みますが、紹介してみようと思います。

1)小さく生んで、大きく育てる

ホームページは公開して終わりではなく、ビジネスや活動が存続する限り、持ち続けていくものになります。
はじめから大きな負担をかけて作成するのではなく、まずは無理のない費用とボリュームでホームページを作成し、少しずつ育てていくことも賛成です。
そのため、初回にかかる費用は低価格で、ページ数を増やしていけるような作成サービスを選ぶことも一手だと思います。

2)写真や文章はなるべく自分で用意する

ホームページに掲載する文章や写真までを、制作会社等に依頼すると、その分の取材費・執筆費・撮影費などが計上されます。もちろんプロに代行してもらうことで高品質なホームページが期待できる面もありますが、努力でできることであれば、なるべく自分自身で対応することで、費用が抑えられます。

3)わからないことには、お金を払わない

ホームページやインターネットのことは、その分野に詳しくない人からすると、カタカナ用語が多く、難しく感じてしまいがちです。
そのため、「よくわからないけど、まあプロがそういうのであれば払います」と業者の言いなりになってしまう場合があります。
しかし、この記事で解説していることをしっかりと理解すれば、その費用が本当に自社に必要かどうか最低限の判断ができるはずです。

4)オリジナルにこだわらない

洋服や住宅でも同じですが、完全にオリジナルで、オーダーメイドの方法で制作してもらおうとすれば、その分、当然高額になります。
デザインテンプレートや標準機能が搭載されたシステムを利用し、カスタマイズする方式でホームページを作成した方が、価格は安くなります。

5)事例紹介やお客様の声などに協力する

ホームページ制作会社や作成サービスの運営会社は、自社の制作事例やお客様の声を掲載するページを持っています。そのようなページの掲載に協力することで、割引サービスなどを受けられる場合もあります。依頼先として検討している会社があれば、確認してみるのも一手です。

まとめ

お読みいただきありがとうございました。
最後に、ホームページに関する費用の相場を再掲載ましておきますので、参考にしてください。

依頼先 制作費(単発の費用) 維持費(月々の費用)
HP制作会社A(大手系) 100万 ~ 1,000万円 3万円 ~
HP制作会社B(中小系) 20万 ~ 100万円 1万円 ~
個人のWebデザイナー 数万円 ~ 50万円 1万円 ~
作成サービスを利用
(自分で作成)
無料 2000円〜1万円程度
作成サービスを利用
(制作代行を依頼)
3万 ~ 20万円 2000円〜1万円程度

最適なことは、ご自身のニーズに最も適した方法や依頼先を選定することです。
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佐野彰彦

株式会社smallweb 代表取締役、株式会社それからデザイン 代表取締役。
「ビジネスとデザインの統合」をテーマに活動。音楽系企業にて新規事業開発を担当した後、デザイン業界へ転身。WEB領域に強いデザイナーとしてキャリアを積み重ねる。
著書に「経営者のためのウェブブランディングの教科書」「ウェブ担当者1年目の教科書」(共に幻冬舎)。2015年、2016年グッドデザイン賞受賞。

株式会社smallweb

個人・中小企業を中心に2万人以上が利用している初心者向けのホームページ作成ツール「とりあえずHP」を開発・提供。
10年以上にわたりホームページ作成ツールを運用してきたノウハウに基づき、ホームページの作り方や運営の仕方、インターネットの基礎知識などについて、初心者向けにわかりやすく解説することを目的に当サイトを運営。

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