知っておきたい 公式ホームページを持つメリット
あなたの会社やお店は、公式ホームページやオフィシャルサイトを持っていますか?
「持っていないけれど、このままでいいのかな?」、「作りたいけど、ウェブ制作会社に頼むとお金がかかりそうだし…」、「ブログやSNSだけでいいものか…」。
経営者の方や、自分でお店をやっている個人事業主の方にとって「企業サイトや公式ホームページを作るかどうか?」はすこし悩ましいところではないでしょうか。 この記事では、公式ホームページを持つメリットについて解説します!
公式ホームページとは?
公式ホームページとは、
会社や企業、各種団体、個人事業主などが自身の「正しい、正式な情報」を自らの意思で公開しているWebサイト(会社ホームページ)のこと
と定義できるでしょう。
オフィシャルサイト、公式サイト、公式ウェブサイト、企業ウェブサイト、企業サイト…いろいろな言葉がありますが、いずれも同じ定義だと考えてよいでしょう。
公式ホームページのメリット
公式ホームページを現在持っていない会社、店舗、個人は、「持ったほうがいい」のでしょうか。それとも必要ないのでしょうか?
結論的には「持った方がよい」でしょう。
公式ホームページとは、「正しい、正式な情報」を自らの意思で公開しているWebサイト(ホームページ)のこと、とお伝えしました。 オフィシャルサイト、公式サイトがない、ということは、すなわち、あなたの会社やお店について、一般の人たちからすると「何が正しい情報なのか」がわからない、ということになってしまいます。インターネット上で、あなたの会社や店舗、サービスについて調べている人は、「正しい情報を知りたい」と思えば、必ず公式サイトをチェックします。
公式ホームページ、企業ホームページを持つことで、見込み顧客からの信頼を得ることにつながり、見込み顧客が「顧客」に変わります。そして、最終的にはあなたの会社や店舗の売上につながっていくのです。
そして大切なことは、その瞬間には見込み顧客にもならない、ただの通りすがりの「閲覧者」だったとしても、あなたの会社に公式ホームページがあることで、無意識レベルでも1つの会社・店舗として認知され、目には見えない信用・信頼が、閲覧者の心には残っているということなのです。
また、もしあなたが独立・開業や起業を検討している場合、必ず、銀行口座の開設が必要となるでしょう。法人口座開設は公式サイトがあると有利です。
例えば楽天銀行の法人口座設立では、以下のような書類の提出が求められています。
- ※(出典)楽天銀行/法人のお客様内コンテンツ「口座開設に必要な書類」より抜粋
ほかの銀行であっても、「本当に事業をやろうとしている会社なのか?」「場所はどこなのか?実存する会社なのか?」「代表者は誰なのか?」といったことを確認するため、公式ホームページのアドレスの提出を求める銀行が多いようです。
口座開設後も、企業サイト(公式ホームページ)を準備しておくことで、銀行との付き合いが有利になるケースもあるようです。
銀行からの融資を受ける際、「どのぐらいの金額の融資を受けられるか」は、設立から今に至るまでのあなたの会社・店舗の「信頼」の積み重ねによって決まります。 それはすなわち、「決算書」や、「経営計画」からはかられるものだったりするわけですが、それに加えて、審査では、ホームページも見られます。
オフィシャルサイト、公式ホームページを持っていることで、しっかりと事業を運営している姿勢をアピールすることができるのです。
公式ホームページを持つメリットまとめ
- 正しい情報を知りたい人に届けられる
- 銀行口座の開設、融資を受ける場合に有利
- 顧客・クライアントのみならず世の中全体からの信頼/信用が高まる
- 銀行口座の開設、融資を受ける場合に有利
公式ホームページを持たないデメリットとは?
公式ホームページ・企業ホームページは正直なところ、持たないことでのデメリットは大きいものといえるでしょう。デメリットとしては、一言でいえば、「オフィシャルなホームページがない=信頼・信用されにくい」ということになるでしょう。
たとえば、なんらかの地域情報ポータルサイトなどで、あなたの会社やお店を見つけた人であっても、公式サイトがない、ということになると、「この会社・お店って本当にあるのかな?」「ここに書いてある電話番号って本物かな?」と疑いを持ってしまいます。あなたが全く知らないうちに、気づかないうちに営業機会を失っているともいえるでしょう。
美容室や、整体・マッサージ店、あるいは、飲食店などは、有名なポータルサイトが業種別にありますが、そこへの登録だけでは「信頼」は十分とはいえません。ポータルサイトでは、掲載できる情報が限られており、ライバル店や競合の会社とも「横一列」の勝負となってしまいます。
しかし、ポータルサイトにオフィシャルサイト・公式ホームページへのURLを貼り、ホームページに見込み顧客を引き込むことによって、公式サイトは、あなたの会社やお店の「良さ」をアピールする場となり、結果的に競合との差別化にもつながります。
このほか、手芸、料理、フラワーアレンジメントなどのスクールや、マネー講座、コーチング講座、英会話教室、学習塾などを個人経営している方に多く見られるのが、「ブログとSNS(インスタやFacebookなど)」だけをやっている、というケースです。 このような場合も、公式ホームページを持たないことで、多くの見込み顧客を逃してしまっている可能性が高いといえます。
例えば、あなたのブログやインスタグラムを見て、「このスクールに入りたい」と思ったとしても、知り合いでもない人に、ダイレクトメッセージを突然送ることは、ハードルが高いものです。それであれば、同様のスクールで、公式ホームページの「問い合わせフォーム」を持っているところがあれば、そちらに問い合わせをしてしまうことでしょう。
公式ホームページを持たないデメリットまとめ
- ポータルサイトだけでは「信頼・信用」が不十分
- 競合との差別化のためにも、公式ホームページが必要
- 一般の人にとって、あなたのブログやSNSに直接メッセージを送ることはハードルが高い
- 競合との差別化のためにも、公式ホームページが必要
公式ホームページが満たすべき6つの条件
公式ホームページやオフィシャルサイト・企業ホームページの重要性をお伝えしてきましたが、では、実際にオフィシャルウェブサイトをつくるときに、満たすべき条件とはいったいなんでしょうか?
1. 独自ドメインである
独自ドメインとは、すなわち、あなたの社名や店名が入ったホームページアドレス・URLのことです。よく、ホームページのアドレスで「●●●.com」というものがありますね。 「●●●」の部分に会社の名前や、店名が入る、アレのことです。 独自ドメインのホームページがあれば、それが「公式である」ということが見ている人にわかりやすく伝わります。
2. ブランドイメージにあったデザイン
ホームページのデザイン、色やテイストが、会社や店舗のブランドとマッチしている必要があります。たとえば「高級イメージのお店」であれば、ウェブサイトのデザインも高級な雰囲気になっている必要があります。
3. 企業ロゴなど、自社独自のものを掲載
公式ホームページにはブランドをあらわすロゴマークを掲載しておきたいものです。ロゴの色や雰囲気と、ホームページのデザインをあわせることも大切です。これらの工夫により「公式ウェブサイト」らしくなります。
4. どこよりもいち早い最新情報の掲載
公式サイトである以上、正しい情報をいち早くアップデートすることが求められます。複数のポータルサイトに登録している場合でも、まずはオフィシャルサイトに情報が掲載されているべきでしょう。
5. 公式SNSアカウントへの連携
オフィシャルサイトから、オフィシャルなSNSへのリンクを貼っておくと、公式SNSの信頼性が高まります。オフィシャルな情報を正しく拡散するためにも、SNSを上手に利用したいところです。もちろんSNS側からも公式ホームページへのリンクを貼っておきましょう。
6. お問い合わせフォームが設置されている
ブログやtwitter、インスタグラムなどSNSのDM(ダイレクトメッセージ)は、新規顧客にとっては心理的にハードルが高いものです。やはり公式サイトのお問い合わせフォームからまずは問い合わせできる、ということが安心感・信頼感につながります。
上記の6点が満たされていれば、「公式ホームページであることが、見た人からわかる」と言えるでしょう。
知識がなくても・パソコンが苦手でも、公式ホームページ作成は自力でできる!?
さて、「公式ホームページ」の条件はわかりました。では、それを全部満たすホームページを作るとしたら…お金がかかりそう? ホームページの制作会社に依頼しないと難しそう?
いえ、そんなことはないのです。
今の時代は、先述の6つの条件がすべて入ったホームページを、簡単に自作できるのです。
え?ほんと、いやまさか、この私ができるとは思えない、という方も大丈夫です。実は、企業ホームページ作成を自力でしている人は、既にたくさんいらっしゃいます。
10年ちょっと前まではホームページを自分で作ることは、知識や時間・努力が必要なことでした。しかし、今や、メールが打てる程度の初心者でもホームページ作成ができる時代になっています。大切なことは、時代がそのように変わっていることを知ること、そして、「やってみよう」と行動を起こすことではないでしょうか。
自力での公式ホームページ作成方法として、「ホームページビルダー」のようなソフトを購入し、自分のパソコンにインストールをする…という時代が、かつて、ありました。 しかし、今は、インターネットにパソコンがつながっていれば、初心者でも「オンライン(クラウド)」でホームページ作成ツールを使って、自作をすることが可能です。
パソコンにソフトをインストールする必要は、もうありません。
ホームページ作成ツール選びは慎重に
オンライン(クラウド)で利用できるホームページ作成ツールも、世の中に数多く出ています。それらの「どれ」を選べばよいのでしょうか。
簡単にホームページを作成できるツール、と各社うたっています。これに惑わされないでください。あなたが選ぶべきツールは「自分が、本当に簡単だと思えるツール」です。本当に簡単かどうかは、実際に触ってみることでしか、わかりません。 そこで、以下のような条件でホームページ作成ツールを探してみるとよいでしょう。
1. 無料体験でしっかり試せるかどうか
無料体験で使い勝手を確認できるツールにしましょう。無料体験期間は長ければ長いほどベター。実際に使って、公式ウェブサイトを作ってみてから、使い続けるかどうかを決める…ということを考えると30日間ぐらいは無料体験できるツールがよいでしょう。
2. 利用する際にウェブ広告が表示されないか
無料でホームページを作れるツールも世の中には出てきています。しかし無料のツールの場合、ホームページ上にウェブ広告が表示されるケースがあります。公式ホームページに他社の広告が掲載されてしまうと、「公式」らしさが失われてしまいます。ブランドを大事にするためにも、広告が表示される無料ツールはお勧めできません。
3. 更新しやすさ、使いやすさはOKか
公式サイトは、最新情報・正しい情報が常に掲載されているべきもの。更新のしやすさ、簡単さが重要です。更新作業が負担にならないかどうか、実際にツールを使って確認しましょう。
4. 独自ドメインの取得ができるかどうか
先述した「公式サイトの6つの条件」を満たすことができるツールを選びましょう。特に独自ドメインは、公式ホームページには必須です。独自ドメインを利用するためには、お金がかかるのが通常ですが、公式ウェブサイトの制作には必須アイテムだと考えましょう。
5. サポートやマニュアルの充実度
自分でオフィシャルウェブサイトを作る際は、マニュアルがわかりやすくまとめられていて、その通りにやっていけば、公式ホームページができあがる、ということが理想形です。
マニュアルの充実度をまずは確認しましょう。そして、わからないことがあったときに、メールなどでサポートが受けられるかどうか?も重要です。 不明なことがあったら、一度問い合わせをしてみて、問い合わせの回答のクオリティをチェックしておくと安心でしょう。
まとめ
以上、公式ホームページ・オフィシャルサイトのメリットについてお伝えしてきました。
最後に、もしあなたがこの記事を読んで「公式ホームページを、お金をかけずに自分で作ってみようかな。そのことについて、誰かに相談したい」と思った場合、周囲にいるITに詳しい人や、ウェブ制作会社に相談しても、あまり良い情報は得られないかもしれません。
なぜかと言うと、ITに詳しい人や、ホームページを普段から作っている人は、「ホームページ初心者」の気持ちはなかなか理解できないからです。
ホームページ作成初心者が自分の力で頑張りたい、という気持ちや、「できるだけ簡単に・お金や時間もかけずに」という状況をきちんと理解してくれる人に相談するようにしましょう。
簡単ホームページ作成ツールの運営会社の多くが、そういった「無料相談窓口」を開いています。ぜひ一度、無料相談に参加してみてはいかがでしょうか。
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